いくらまで借りられるかは事前にわかりません!
ちょっと辛口ですが当たり前のことを書いています
ネット上で「いくらまで借りられる?」とか「アコム 貸付額」などで融資の上限を検索される方は非常に多いです。
そこでヒットする答えというのは業者の提示している上限額である500万とか800万円(アコムは800万)ではありませんか?
ついでに総量規制で年収の3分の1までしか借りられませんといった内容ばかりだと思います。
この2つは当たり前の話であって、どこのサイトを見ても同じ答えが返ってくるでしょう。果たしてそれが知りたいことだったでしょうか?
本来は自分自身に設定される融資上限はいくらなのか?だと思います。
やはり審査を受けてみないと結果はわかりません
それもそのはずです。
やはり借りる人の素性を審査を通して確認し、返済能力や過去に滞納などがないかどうかを調べた上でないと正確な融資額は決まらないのです。
だって延滞しまくっていたらそもそも融資自体は受けられないですし、収入と借入額のバランスが悪いと判断されたら限度額も下がります。
逆に過去に問題もなく収入も安定していれば問題なく借り入れができるでしょう。
ですからネット上で検索して具体的に借り入れできる金額を知ろうと思っても、その情報は無いというのが当然です。
上限800万円と知っても意味はない?
そもそも大前提として総量規制の兼ね合いがありますから、年収はその3倍である2,400万円が必要です。
アコムで公表しているデータ(IRデータ2018年3月)によると1000万円を超える年収ランクの方は全体の1.3%ですから、2000万円を超えるとなるともっと少なくなるでしょう。
ちなみに利息については貸金業法があるのでアコムで規定された中でも有利な金利で借りることができます。
契約限度額 | 501万円〜800万円 | 301万円〜500万円 | 100万円〜300万円 | 1万円〜99万円 |
---|---|---|---|---|
適用金利 | 3.0%〜4.7% | 4.7%〜7.7% | 7.7%〜15.0% | 7.7%〜18.0% |
仮に800万円借りて9年で返すとなっても利息額はトータルで100万円を超えます。果たして現実的な数字でしょうか…
ですからアコムが設定している融資上限額を知ることはあまり意味がないことなんですね。
総量規制も当たり前の話
銀行系と違いアコムなどの専業系は総量規制といった制限を受けます。他社も合算して年収の3分の1までしか借り入れができないということですね。
しかも近年は銀行のカードローンが社会問題化していることもあり、銀行系でも自主的に年収の◯分の1までというところも出てきています。
これも上記同様に貸金業法で定められていますので変更しようがないことです。
じゃあ3秒診断ってどうなの?
アコムに限らず多くのカードローン会社のホームページで提供している簡易診断。
1秒診断とかそれぞれネーミングはありますが、最終的には最低限の貸付条件に合致しているかどうかだけのチェックなんです。
各社とも項目は
- 年齢
- 年収
- 他社借入状況
ばかりじゃありませんか?
年齢はもちろんですが、年収と他社借入状況は総量規制の計算式を元に答えを返すようになっています。これはどの会社でもほぼ同じ答えが返ってきます。
要するに、正式な審査をしなければ明確な金額は誰にも算出することはできないということなんですね。
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