ここでいう不動産担保ローンという貸付サービスなども、借入申込者が自らが所有をしている何らかのカタチの不動産を担保として抵当権や根抵当権の設定、仮登記などを用いたりして借り入れを行う内容である借り入れ商品の部類にあたります。

そのため、無担保である通常の消費者金融業者などが扱う一般的な貸付サービスなどとは明らかに異なります。
またそのローン商品を扱う業者などはとくに、それが銀行などの場合には連帯保証人や保証人だけではなく、収入証明書類や自営業者の場合においての事業での損益計算書類、売上表、さらには不動産登記謄本の写し等が必要になったりするような場合もありますので、もしかすると公的な貸付制度などよりも申し込み条件が厳しい状況かもしれません。
その代わり、金利の相場は大変低く例えば楽天銀行が扱う商品のものの場合には、100万円分の借り入れの場合で利息が1.7%から3.4%くらいの間、住信SBI銀行のものでは同じ借入額で1.4%から3.6%の間、等々、かなりな借入利息の低さである相場といえます。

そのうえ月々においての返済額の設定などは100万円分の借り入れの場合には、何と2千円台から1万5千円までの範囲で幅広い金額毎での設定希望の申し込みが可能になっていますので、そうした点が大変魅力的でもあります。

このため、大変効率よいビジネス面においての借入金自体の運用が可能な貸付サービスであり、審査が通りそれ以後のビジネス面においての余程な失敗が無ければ、かなり役に立つようなサービスです。
大いにこうした貸付サービスの商品は申し込みが可能であれば、一度は申し込んだりしてみるだけの価値はあります。ただ、それでも審査基準のあり方というものに関してはかなりの厳しさがあるようですので、そうした点については覚悟をしておく必要性があるのはいうまでもありません。

審査が通りやすくするにはどうしたらよいのか

その商品性もあり、申し込んだ際においての審査自体は通常型の一般的な借り入れの場合などよりもかなり厳しいので、それなりに申し込み希望者であるみなさんの方もそれなりの準備がどうしても必要になります。
つまり、貸主であるサービス提供側でもある金融業者が納得出来るような自分自身の経済状況の証明を希望者側が確実性のある証明を行う事が出来なければならないという条件が必要であるという事になります。
この条件があるという存在を業者側に納得をしてもらう事がどうしても必要になりますので、まずは効率よいそのための確実性のあるそれなりの準備を行わなくてはなりません。
そこでまず、法務局へ行き、現在の自分の名義で所有をしている不動産の登記の有無について確認を行い、さらにその不動産においての所有権自体が自分に存在をしているような状態であるのかを確認します。
そしてそれに加えて抵当権や地上権、地役権その他の第三者による権利の設定などがなされたりはしていないかについて、念入りに確かめます。
それらの諸権利の設定などがなされていないという証明書類の発行をしてもらったうえで、登記の写しや謄本のコピーなどをもらい、手元に用意をするようにしておきます。
そのうえで連帯保証人の有無についての確認、自分が事業者である場合においては事業面においての損益計算書類、売上表、収入および取引金銭証明書類などをはじめとする各書類を用意していくカタチになります。
こうした面を見るだけでも大変面倒なところが多くあるといえますが、このカタチこそが厳しい不動産担保ローンでの審査に確実に通るための早道である事には間違いがありません。

無担保である申込希望者の場合、どうすればよいのか

②で話した内容はあくまで土地建物その他の不動産としての担保を所有をしている方の場合に関しての話になります。
では、何も担保となるべき不動産の所有などをしたりはしていない申込希望者である方の場合にはどうすればよいのか。

この場合希望者である本人自身に何の所有物自体もありませんので、希望者自身が承継人あるいは相続人となるべき親族などをはじめとする方に、保証人あるいは連帯保証人などになってもらい、そのうえでその保証人となった方が所有をしている不動産に抵当権を設定してもらうという方法があります。

そのうえで、その方の名義の登記と謄本コピーを代わりに用意をしたうえでそれらを申し込み書類と共に金融業者や銀行へ提出を行い、不動産担保ローンの申し込みをしていくというようなカタチになります。
ただ、この場合には本人自身が不動産の所有者では無い以上、ある程度審査の方が厳しくなり得るような感がありますので、この点については申込希望者本人としてはようく覚悟をしたうえで、申し込みをしていく必要性があるかもしれません。

「不動産担保ローン」を良く知って、上手に利用しよう

不動産担保ロ-ンとは、自分の住んでいる家とか土地等の不動産を担保にして金融機関からお金を借りることを指します。
消費者金融の動きが活発になり、勤務している会社の社会的な信用で現金が借りれるというシステムが普通になっていますが、それ以前はお金を借りる時はその借り受けする金額よりも高価な物を担保品としてを差し出すのが当たり前でしたし、借金が返せなくなった時に借金をした当人に代わって借金を払う保証人を立てるというのも当然のことでした。
ところが、消費者金融の普及により担保も保証人も不要で現金が借りれるありがたい時代になりました。
ただお金を貸す側からすると、リスクは高くとりたくないのでそれなりの融資にとどめるということになっているのも事実ではあります。借りる側からすると、もっとお金を借りたい、今現金が必要なんだという状況が多いですから借入金を多くしたいものです。
それで借主の信用度を上げる為に自宅や土地などの不動産を担保にして、お金を貸す側のリスクを低くすることでお金を借りるようにしたのが不動産担保ローンであります。
不動産担保ローンはなけなしの不動産を担保として提供することでローン申込者の社会的な信用力と担保として提供する不動産の値打ちを足しこんでお金を借りることができます。差し出す形となる不動産は、自分名義の不動産だけでなくそれ以外の両親や配偶者など他人名義でも売却すれば現金化できるので担保として使うことが可能です。

不動産担保ローンのメリット

不動産担保ローンは、お金を貸す側からすると、万が一、借主が返済できなくなっても、担保の不動産を売却すれば現金が回収できるので、リスクが軽減されています。
普通の消費者金融のように、その人の社会的な信用だけでお金を貸し出す場合に比べてリスクを低く設定することが出来ます。だから貸し主のリスクは少ない分、借りる側からするとキャッシングやカードローンなどの無担保ローンに比べて低金利で借りることができます。そして大きい金額を借りることが可能になります。
担保とする不動産の現金化した場合の金額に寄りますが、無担保ローンに比べて大口の借入をすることができます。
いわゆる銀行カードローンでは、マックスで最大1,000万円程度ですが、不動産担保ローンならその5倍、10倍もの金額の借入も可能です。
自営業として融資を受けたい時に、消費者金融や銀行のキャッシング・カードローンは多くの場合利用できないことが多いです。貸し出しを実行する銀行等も商売の先行きを予測して審査を行うので厳しいことが多いですが、不動産担保ローンなら借主の信用力と不動産の価値により判断されますので、たとえ営業上の判断ではアウトでも借入が可能になる場合があります。
ただ、銀行が融資出来ないと判断される場合、健全な企業成長は見込めないということでもあるので別の手立てを考える方が良いかもしれません。つまり不動産を担保にして融資を受けても、やがてやきづまり不動産を失うことになるからです。
そして不動産担保ローンなら無担保の他のロ-ンに比べて長期での契約が可能ですので、計画的に借入することができます。普通には考えにくい、最大30年間借入可能なロ-ンもありますがあまりお勧めではありません。
長期間安定して返済するのは困難なことでもありますし、その為に不動産を失うことは非常に勿体ないことになるからです。一般的には10年程度が一つの目安であると言われています。

不動産担保ローンのデメリット

返済できない場合には、不動産を失うことに尽きるでしょう。大切な不動産を担保にして融資を受けると、返済が滞ってしまった場合容赦なく担保を抵当に入れられてしまい競売にかけられてしまいます。
そうなってしまうと、別のところで現金が調達できたとしても取り戻すことは非常に困難で、尚且つその時に住んでいる等の不動産を渡して終わりというわけでは無くその不動産の価値が借り入れた金額より下がっている担保割れが起こってる場合のことも考えておく必要があります。
その場合にはその差額の残金も払わなければならないので非常に厳しい状態に追い込まれることになります。つまり不動産担保ローンは返済が滞ったときには貸した側の論理がかなり前に出てくるので借りる側にしてみると覚悟が必要です。
その為に必要以上の金額は借り受けしない方がいいわけです。担保割れが起きる予測される場合は不必要な金額を借りることはやめた方がいいでしょう。
利用するにあたって事務手数料などの費用がかかるのでそれはいくらかということは把握しておく必要があります。場合によっては30万円程度になってしまうこともあるので要注意であります。
具体的には

  • 事務手数料
  • 不動産鑑定費用
  • 印紙代抵当権
  • 根抵当権の登記費用

が上げられます。
抵当権、根抵当権の登記費用あたりはあまりなじみのない費用なのですが、確実に必要な金額になります。ギリギリでプランを作ると最初から躓くので注意が必要です。