信用情報機関とは、キャッシングやクレジットカードの契約や、各種のローン契約を結ぶ際の審査で利用される信用情報を提供する機関です。

この信用情報機関には、消費者金融系の情報を扱うJICCと、信販(クレジット)系の情報を扱うCIC、そして銀行系の情報を扱うKSCの3つがあります。


JICCとCICは国の指定機関で、現在では消費者金融は必ずこのどちらか、もしくは両方に加盟することが義務付けられています。これは、総量規制に達しているかの確認を行わなくてはいけない為です。

信用情報には過去5年分のキャッシングやクレジットカードを始めとした、全ての借り入れ情報が記録されています。どのようなローン契約を結んだ場合でも、それが正規の契約な限り、必ずこの信用情報に記録されます。テレビのショッピング番組でローンを組んだような場合も同様です。

ここではこの3つの信用情報機関のうち、信販(クレジット)系の情報を主に扱うCICに注目してみたいと思います。

CICの特徴と利用方法

信用情報機関CIC
CICは前述の通り、信販(クレジット)系の信用情報を主に取り扱っている信用情報機関です。クレジットカードを契約したり、それを利用すると、それらの情報はCICにいち早く記録されるようになっています。

信用情報機関には実店舗が存在し、このCICは全国に7箇所の店舗を構えています。どの店舗も平日の10~16時が営業時間で、個人で直接尋ねることが可能です。

この店舗で行えるには、CICに記録されている自分の信用情報の開示請求です。これは郵送でも行うことが可能ですが、すぐに知りたい場合には直接店舗を訪れるのもいいでしょう。この実店舗の場所はCICのサイトに記載があります。

店舗での開示請求の仕方

CICの店舗で自分の信用情報の開示請求を行うには、まず身分証明書が必要です。

これには運転免許証やマイナンバー個人カード、パスポード、写真付きの住基ネットカードなど、顔写真の付いた公的な証明書ならそのうちの1点、各種の保険証や年金手帳、戸籍鈔本/謄本、印鑑登録証明書の場合はそのうちの2点が必要になります。

手数料として500円が掛かりますが、受付から数分で自分の信用情報を入手することができます。キャッシングの審査に落ちてしまった時に、信用情報以外の理由が考えられない場合には、一度自分の信用情報を確認してみてもいいかも知れません。

CICで手に入る信用情報はあくまで信販(クレジット)系の情報だけです。消費者金融を利用した記録や、クレジットカードでキャッシングをした記録は含まれません。これらはJICCの管轄となり、この開示にはJICCに同様に開示請求をする必要があります。

消費者金融がCICに加盟する意味とは?

クレジットカードを利用したショッピングや、各種のローンのような、現金の借り入れではない商品のローン契約の利用状況が全て記録されているのが、CICに保存されている信用情報です。

これらは総量規制の対象とはならず、また、このCICからの情報だけでは他社からの現金の借り入れ状況は一切分かりません。

これでは消費者金融がCICに加盟する意味があまりないように思えるかも知れませんが、JICCやCIC、そしてKSCには、専用のデータ共有用のネットワークシステムがあります。これにより、CICだけに加盟していても、JICCに記録されている情報を閲覧することができるのです。

パソコン

JICCとCICの両方に加盟するのは何故?
大手の消費者金融は、JICCとCICの両方に加盟しています。上記のネットワークシステムにより、どちらかだけに加盟していればどちらの情報も閲覧できるはずなのに、どうしてそのようなことをしているのかと言うと、いち早く情報が記録されるのはそれぞれ専用の機関の方だからです。

例えば消費者金融に申し込みを行ったり、実際に借り入れを行うと、その情報はJICCに真っ先に記録されます。そして、CICを通してそれを閲覧できるようになるまでには、若干のタイムラグが存在するのです。

大手の消費者金融では即日融資を行う為に、審査をできる限り早くで終わらせています。この時間が限られているとも言える短時間の審査で現在の各種の借り入れ状況を全て把握するには、どちらにも加盟していた方がいいのは間違いありません。これが大手の消費者金融が両方に加盟している理由です。

信用情報機関CICには携帯電話の情報も記録されています

CICの保存している信用情報には、携帯電話の利用状況も記録されています。その料金を延滞した為にキャッシングなどの審査に影響が出てしまうことがあるのはこの為です。

携帯電話自体の代金を分割払いした場合も同様で、このCICにローン契約として記録されることになります。

信用情報機関にも違いがあります

JICCとCICは共に国の指定期間ということや、扱っている情報が似ていることもあり、信用情報機関と言えば、通常はこのどちらかを指します。

もう1つの信用情報機関であるKSCは、加盟しているのが銀行や信用金庫といった銀行系の金融機関だけで、JICCやCICとは専用のネットワークシステムを通じてデータの参照こそ行えますが、消費者金融やクレジットカードを発行している信販業者が加盟することはできず、JICCやCICに保存されているデータの参照にも多少の時間を要する性質があります。

よって、このKSCは3つの中で多少性質の違う信用情報機関だと考えてください。ちなみにこのKSCのみ、店舗で信用情報の開示請求を行うことができず、郵送のみの対応となっています。

開示請求は本人のみ!個人が他人の信用情報を見ることはできません

信用情報の開示請求は、本人のみ行うことができます。代理人を通した請求は行えない為、店舗で行う際には必ず本人が出向いてください。

考えてみると、消費者金融や信販会社などは平気で人の信用情報を参照できますが、これは職務上必要な為で、その内容は該当の審査以外に使用することは許されておらず、決して外に漏らしてはいけない決まりがあるので、そこから流出することは一切無いと考えて大丈夫です。