愛知銀行は愛知県名古屋市に本店を置く地方銀行です。
この銀行は、現在の三菱東京UFJ銀行が旧三菱銀行だった時代には密接な関係にあった銀行で、現在でも三菱東京UFJ銀行が7%弱の株式を所持しています。
そのように大手の都市銀行との関係も深い愛知銀行では、3種類のカードローンを提供しています。カードローンに関しては独自性が高く、大手の都市銀行のものとは一線を画していると言えます。

愛知銀行のカードローンの個別の特徴

愛知銀行には、「愛」、「ユー」、「リブレ」という3種類のカードローンがあります。
まず、それぞれに共通している点以外を見ていきます。

カードローン「愛」

この「愛」には限度額が30万円、もしくは50万円の2つのコースがあり、金利が年利13%の固定金利となっているのが特徴です。
このカードローンを利用するには、20歳以上で64歳までの安定した定期的な収入がある人で、前年度の年収が150万円以上あることが条件です。その条件がクリアできれば、アルバイトやフリーターの人でも問題ありません。
そして、携帯電話やスマホだけでなく、自宅に固定電話を引いていることも条件となっています。これは他の金融業者より比較的審査の厳しい銀行ならではの条件だと言っていいでしょう。
給与の振り込み口座が愛知銀行にある、住宅ローンの契約を行っているなどの特定の条件を満たすと、最高で3%の金利の優遇を受けることができます。

カードローン「ユー」

この「ユー」は、20歳以上で65歳以下で安定した定期的な収入がある人が利用できるカードローンです。そして、「愛」と同様に、前年度の年収が150万円以上あることが条件になります。
限度額は年齢や同銀行との取り引き実績によって4つのコースに分かれており、30万円が最少の単位で、その次が60万円、更に100万円、200万円といったコースも用意されています。
年齢が20歳以上、25才未満の人は原則的に30万円のコースになりますが、25歳以上の人は60万円での契約も可能となっており、それ以上の100万円や200万円のコースを利用するには、60万円の条件を満たした上で、愛知銀行に給与の振込口座がある、特定額以上の預金を持っているなどの条件を満たす必要があります。
金利は年利10.5%の固定金利となっていますが、このカードローンでも「愛」と同様に、それらの条件を満たす度に金利の優遇を受けられるシステムとなっている為、最低では3%の優遇を受けた7.5%で利用することが可能となっています。

カードローン「リブレ」

「リブレ」は愛知銀行のカードローンの中では、いわゆるゴールドクラスのカードローンという扱いになります。最低でも100万円の限度額となり、以降100万円ごとの5つのコースに分かれ、最高の融資金額は500万円です。
このカードローンは20歳以上で60歳以下の安定した定期的な収入がある人が対象で、他のカードローンより利用できる年齢の上限が低くなっています。また、審査も他の2つのカードローンより厳しいのは言うまでもありません。
金利は年利4.9~13.5%となっており、限度額ごとに異なります。このカードローンでは上記の2つとは違い、金利の優遇を受けられる条件などはありません。
また、この「リブレ」のみ、他の銀行や金融業者からの借り換えでの利用が可能です。

3つのカードローンに共通した特徴

「愛」、「ユー」、「リブレ」の3種類に共通した特徴として、申し込みはインターネット、もしくはFAX、電話によって行います。また、これらはあくまで審査の申し込みとなり、実際の契約には愛知銀行の本店や支店の店頭まで行く必要があります。
これらのカードローンを利用する為に、特に愛知銀行の口座は必要となりませんが、愛知県や岐阜県、三重県などの愛知銀行の店舗がある都道府県に居住している、もしくは勤務先がある必要があり、全国どこからでも利用できる訳ではありません。
どの種類のカードローンも、この利用地域の制限と、契約時に一度店舗まで行く必要がある為、普段から愛知銀行を利用していない人には向いていないかも知れません。
審査に合格すると、自宅までキャッシングカードが郵送されます。借り入れはそれを利用して愛知銀行のATM、もしくはコンビニなどの提携先のATMから行うことができます。
返済方法は指定した銀行の口座からの引き落としとなり、返済日は毎月の10日です。これ以外の日にカードを利用してATMから随時返済を行うこともできますが、この随時返済は毎月の返済とは別の扱いとなります。

「ユー」の利用がおすすめです

100万円以上の利用の場合には「リブレ」も視野に入れて考えた方がいいですが、現実的には30万円、もしくは60万円での契約のことが多いと思われる為、「愛」より金利が低い「ユー」をおすすめします。
30万円や60万円といった限度額で最高でも年利10.5%の金利は、カードローンとしては優秀だと言えます。また、いくつかの条件満たすと金利の優遇が受けられる点にも注目です。
その条件の中に、給与の振込口座が愛知銀行にあるという条件が入っていることと、利用地域が限られている点から、実質的には同銀行をメインバンクとして利用している人の為のカードローンだと言っていいかも知れません。
また、「愛」には全く利点が無いように見えますが、アルバイトやフリーターの人はこちらでないと契約が行えません。金利が「ユー」より高くなってしまいますが、それでも年利13%は他の銀行のカードローンや消費者金融より低い水準です。
このように、愛知銀行のカードローンはどれも契約に一度店舗まで行く必要がありますが、それができる人であれば、他のカードローンより比較的低い金利での借り入れが行えると言えます。上にも書きましたが、同銀行を普段から利用している人の為のカードローンとなっています。