カードローンカードローンの利用には、本人に安定した収入が必要です。

この収入とは主に給与所得のことを表し、個人事業者の場合はまた別ですが、会社員やアルバイトのように毎月決まった日に収入があることが求められます。

収入が年金だけの場合、貸金業法が適用される金融業者からの借り入れは原則的に行えず、銀行の利用もかなり厳しいと考えてください。

担保や保証人が必要なローンは別ですが、無担保融資であるカードローンは年金だけの収入ではお金を借りることは難しいです。

ですが、中には年金収入だけで借り入れが行える金融業者や、カードローン以外の方法も存在します。

ここでは年金以外の担保や保証人が必要なく借り入れが行える方法をいくつか紹介します。

特定の消費者金融を利用する

収入が年金だけの場合、原則的に消費者金融は利用できませんが、中には年金収入だけでもお金を借りられる業者が存在します。

それはプランネルという消費者金融で、この業者では年金収入だけで100万円までの借り入れが行えます。また、利用できる年齢も79歳までになっており、他の消費者金融より年齢制限が高く設定されているところも魅了です。

消費者金融では69歳が利用できる年齢の上限のことが多く、年金収入を得ている場合はまずこの年齢制限で引っ掛かってしまうことも多いと思われます。銀行のカードローンでは65歳までのことがほとんどで、消費者金融より年齢的に利用しにくくなっています。

ただ、このプランネルからの借り入れはカードローンという形ではなく、最初に一気に銀行への振り込みで借り入れを行う仕組みになっています。

コンビニなどのATMからいつでも必要な分だけ借り入れが行えるという形態ではないので、利便性の面でカードローンに劣りますが、自由に使えるお金を借りることができます。

クレジットカードのキャッシングを利用する

年金収入だけになる前に作っておいたクレジットカードは、契約をしない限り年齢も問わずそのまま利用することができるので、このキャッシング枠を利用するという方法があります。

キャッシング枠のあるクレジットカードを持っている場合にはこれが一番早く、手間も掛からない方法だと言えます。

年金を担保に借り入れを行う

無担保融資ではありませんが、これも年金収入だけで借り入れを行う方法の1つです。

年金は立派な担保になります。定期的に必ず決められた金額が振り込まれるので、それを担保に借り入れを行うことが可能なのです。

この年金を担保にした融資は、年金担保貸付事業として福祉医療機構が行っています。申し込みは年金の受け取り口座のある銀行から行うことが可能で、借りれる金額は年金の年間支給額の80%が限度になります。

年利1.9%という低金利での借り入れが行えますが、この融資を受ける為には2つの条件があります。

1つ目は、利用目的が明確な必要でないといけないことです。カードローンのように借りたお金を自由に使えるという訳ではなく、例えば特定の物を購入する為、冠婚葬祭の費用の為といった理由が必要になります。

場合によってはその見積書の提出が必要になることもあるので、これといった目的のない借り入れは行えませんが、借り換えでの利用は認められているので、金利の高いところの返済の為という理由で借り入れを行うことも可能です。

そして2つ目ですが、連帯保証人を立てるか、もしくは保証料を支払う必要があります。この保証料は借り入れ金額によって変化しますが、年利にして3%未満なので、金利と併せても大した金額にはなりません。

また、この保証料は借り入れを行う際にその金額から天引きされる為、別に用意する必要はなく、実質的には金利とまとめて最大で年利5%弱の手数料が発生すると考えてもいいでしょう。

この年利5%弱という数字は、金利として考えるとかなり低い数字だと言えます。これだけ低金利(+保証料)での借り入れが可能なのは、年金自体を担保にしている為です。無担保融資とは違い、担保があることで貸し倒れの可能性を考える必要がないので、このような低金利を実現できるのです。

年金自体を担保にしている為、毎月の返済が行えないと、年金自体が差し押さえられてしまいます。ですが、原則的に年金の受け取り口座からの引き落としで返済を行うことになるので、きちんとお金の管理をしていれば、まず返済が問題になることはないでしょう。

銀行が利用できることもあります

銀行のカードローンは原則的に65歳までしか利用できませんが、その他の形で銀行から融資を受けられることがあります。

その為にはその銀行に年金の受け取り口座があることが条件で、この年金が担保代わりという形になります。

厳密な意味での担保ではありませんが、返済が行えない場合は銀行側はその口座を抑えて入ってくる年金から引き落とすといった手段がとれる為、こういった融資の受け方もあるということです。

この場合、金利は年金担保貸付事業によって借り入れを行うより高くなります。きちんとした形で担保をとっている訳ではないので、カードローン並の金利になってしまうと考えてください。ですが、利用目的は限定されないので、使い勝手はこちらの方が上だと言えます。

状況に応じた借り入れを行いましょう

このように、年金収入だけでも借り入れを行う方法はいくつかありますが、利用目的や金利を考えて、適切な借り入れを行うことが大切になります。

プランネルは消費者金融なので、年利15~18%の金利が掛かります。銀行を利用できる場合も、カードローン並の金利は覚悟しないといけません。また、必ず借り入れが行えるとは限りません。

これらを考えると、年金担保貸付事業によって借り入れを行うのが最善の策だと言えなくもありませんが、その利用にはきちんとした目的が必要になります。

どの方法で借り入れを行っても、それぞれメリットとデメリットが存在するので、自分の状況に合わせて最適だと思われる借り入れ方法を選んでください。