カードローンを利用すると、借り入れ金額に応じて金利が発生し、返済時にはこれを加えてた金額を返済する必要があります。
この金利はカードローンやキャッシングの世界では、1年単位の年利で提示されます。このように「金利」と呼ぶことが多いですが、「利息」と表現することもあります。
この利息と表現した場合も金利と意味は同様で、貸した方からだと利息、借りた方からだと金利と呼ぶことが一般的のようです。カードローンやキャッシングの説明では、借り手側からの目線になる為、主に金利と表現されています。

金利は元金によって変化します

この金利が年利18%で10万円の借り入れを行った場合、そのまま1年が経過すると、18000円の金利が発生します。
1年を掛けて返済を行う場合、このように18%を上乗せして返済するイメージを持ってしまうかも知れませんが、実際にはそのようなことにはなりません。何故なら、毎月返済日があるからです。利用した金融機関によってはこの返済日の周期が1ヶ月単位ではないこともありますが、その場合も同様に、返済を行う度に金利の対象となる元金が減っていきます。
金利は元金に応じて1日単位で発生します。例えば年利18%の場合の10万円の元金に対する1ヶ月、30日間の金利は1479円ですが、元金が9万円に減った後では1331円になります。
返済日の度に元金は減っていきます。よって、返済を行う度に発生する金利が減っていくので、10万円を1年間、1ヶ月ごとに12回払いで返済する場合は計算をすると、合計で10011円の金利になります。
見た目から、1年間の借り入れだと18%の金利が掛かると考えてしまいそうですが、実際に支払うのは約10%だということです。
この計算は借り入れ額に関わらず有効で、1年間の12回払いで返済すると、金利が年利18%の場合、実際には合計して約10%の金利を支払うことになると覚えておいてください。

最高金利は決められています

利息制限法によって、カードローンや各種のキャッシングの金利の範囲は決められています。これは借り入れ額によって異なり、10万円未満の場合は年利にして20%、10万円から100万円未満の場合は18%、100万円以上になると15%が最高金利になります。
カードローンでは多くの場合が最高18%になっていますが、これは、最低の限度額が10万円だからです。最低でもこの10万円の審査に合格できないと契約を行えない為、最高でも18%になっています。
カードローンを利用する場合、この金利は実際に借り入れを行った額ではなく、限度額で決まります。その為、5万円しか借り入れを行わなかった場合でも、18%を超えることはありません。
100万円以上の借り入れになった場合、最高でも15%まで金利が下がります。これを利用して、100万円未満の複数の借り入れをまとめて1つの100万円以上の借り入れにしてしまうと、金利を下げることができます。
このような借り換えは、おまとめローンと呼ばれることがあります。この借り入れの一本化は、金利を下げるには大変有効な手段だと言えます。

金利以外にも発生する支払いがあります

返済日に支払いが行えなかった場合、延滞を行ってしまった日数分の金利と、遅延損害金が発生してしまいます。
この遅延損害金は年利20%に定められていることが多く、金利より高くなっています。これも金利と同様に1日単位で計算され、10万円の借り入れ残高がある場合の1日当たりの金利は49円ですが、遅延損害金は54円となり、この合計の103円が延滞を行った日数分、支払い額に上乗せされてしまいます。(実際には2日以上になると、小数点以下の関係で多少誤差が生じます)
また、返済を遅延してしまうと信用情報が悪化してしまい、今後のカードローンやキャッシングなどの利用に影響が出ることもあります。この金利より高い遅延損害金を支払うことにならない為にも、返済日はきちんと守って利用してください。

少しでも金利を減らすことを考えましょう

返済日(正確には約定返済日)の前に、前倒しで支払い予定額(正確には約定返済額)の返済を行うことができます。
これを行うと、その次の約定返済日まで支払いを行う必要がなくなり、また、少しでも早く元金を減らすことができる為、合計で支払う金利を少しですが、減らすことができます。余裕ができた場合には、この前倒しで返済を行うことを考えてみてください。
そして、約定返済額以上の返済を一度に行うことも可能です。この場合は約定返済額を超える分は元金から減額されます。これも支払う金利を減らすことに繋がり、金額次第では残りの返済回数が減ることになります。
金融機関によっては、契約時に無利息期間サービスを行っていることがあります。これをうまく利用すると、支払う金利を抑えることができます。
この無利息期間サービスを利用する際に注意しなくてはいけないのは、無利息期間中に約定返済日がある場合です。この場合はその期間中でも返済を行う必要あり、これを怠ると、その時点で無利息期間が終わってしまい、同時に遅延という扱いになってしまうので、これには注意してください。