消費者金融や銀行のカードローンの利息は「年利○○%」という形で提示されていますが、いくら借りた場合にどれくらいの利息が掛かるということが今ひとつ分かりにくいと思っている人も多いでしょう。
そこで、10万円を借りた場合の消費者金融と銀行の利息を計算してみたいと思います。
この10万円とは、消費者金融や銀行のカードローンを契約する際の最低の限度額です。そして、限度額は10万円単位で設定されるものです。
つまり、10万円に対しての利息が分かれば、20万円の場合はその2倍、30万なら3倍とすぐに計算することができるということです。

消費者金融と銀行では利息が違います

カードローンの利息は消費者金融では最高で年利18%のことがほとんどですが、銀行では利用する銀行によってこの最高が14.5~18%と、結構幅があります。どちらの場合でも18%を超えることはないので、まずはこの18%で計算してします。
年利18%で10万円を借りると、1ヶ月(30日)後には1,479円の利息を支払うことになります。
1年間で18%なので、それを12で割ると1ヶ月当たり1,500円になるはずですが、1ヶ月は31日まである月とない月があり、30日間で計算をするとこのようになります。よって、1ヶ月=約1,500円だと考えておけば間違いはありません。

これは10万円の元金に対する1ヶ月間の利息ですが、返済を行う度にこの元金は減っていきます。1ヶ月に約1,500円の利息が発生するのは最初だけで、返済が進んで元金が減るに連れて、この利息の額も減っていきます。

10万円を1年間、12回の均等額払いで返済を行う場合、合計して支払う利息の額は10,011円になります。
年利18%と聞くと、1年間で18%の18,000円を利息が掛かるというイメージがありますが、実際に支払う利息は約10%です。
大手の銀行では最高でも年利が14.5%のカードローンがありますが、この14.5%で計算をしてみると、1ヶ月(30日)の利息は1,191円になります。18%とは1ヶ月当たり、約300円の差が出るということになります。
そして、18%の場合と同じく1年間、12回の均等額払いでの合計の利息の額は、8,020円になります。このように、年利14.5%では実際に支払うのは約8%です。

ですが、この年利が14.5%前後というのは大手の銀行のカードローンだけです。実際には消費者金融と同じく18%の銀行も多く、18%の方を覚えていくと便利だと思います。

利息が下がることがある?

上に挙げた年利18%という数字は、借り入れ金額が100万円未満の場合です。この範囲の借り入れ金額の場合には、まずそれぞれ消費者金融や銀行で提示している最高の数字が設定されます。
100万円以上の借り入れになると、消費者金融でも銀行でも年利15%が最高になります。これは利息制限法にそのような規定がある為です。これを利用して、小さな借り入れを1つにまとめて100万円以上になるようにすると、年利15%まで下げることができます。
おまとめローンと呼ばれる借り入れの一本化の為のローンがありますが、この原理を利用して、利息を下げる為に利用することが多いです。
基本的に利息は借り入れ金額が多くなるほど下がっていきますが、年利15%より下げるには、200万円や300万円といった単位にならないと難しいと考えてください。15%より下がる借り入れ金額の規定は利息制限法にはないので、この15%より下げるか否かは利用している消費者金融や銀行如何といったところです。

利息は1日単位で計算されます

毎月の決まった日や特定の周期ごとにある返済日に支払いが行えなかった場合、支払いを行うまでの間、1日単位で利息が加算されます。
例えば10万円の返済が残っている場合、それに対する1日の利息の額は年利18%だと49円で、14.5%だと39円になります。そして、この利息とは別に、遅延損害金というものも1日単位で発生してしまいます。
この遅延損害金は、年利にして20%のことがほとんどです。これは消費者金融でも銀行でも同様です。年利20%では、1日にして54円の支払いになります。
10万円の返済が残っている時に返済を遅延してしまうと、年利18%では1日当たり、この2つを合計した103円の支払いが加算されてしまうことになるということです。また、これらは返済額に上乗せされる為、いつまでも1日で103円ではありません。延滞日数が長くなると、この額は104円、105円…と増えていきます。
返済の遅延はしないに越したことはありませんが、もしどうしても返済に支払いが行えなかった場合でも、1日でも早く支払いを行うことが大切です。

実際の支払い額を確認しましょう

年利18%の場合でも、実際には1年間での返済なら約10%の支払いだということは書きましたが、このような実際の返済金額は、借り入れを行う前に聞くことができます。
また、大手の消費者金融ではホームページ上にシミュレーターを用意しているので、そういうものを利用して自分で計算を行っても構いません。
利息が年利何%かということより、言うまでもなく、実際の支払い額をきちんと返済できるかどうかが大事になるということを覚えておきましょう。